福田元首相「極めて遺憾」 公文書改ざん問題に

森岡航平
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 福田康夫元首相は、国立公文書館開館50周年の記念式典で講演し、森友学園の国有地取引にからむ財務省の決裁文書改ざん問題について、「極めて遺憾な問題だ。公文書(管理)法の制度も理念も覆すような事件であった」と指摘した。

 講演は7月1日に都内で行われ、このほどユーチューブに動画が公開された。

 福田氏は、改ざん問題について「行政的には決着したと言われているが、そう簡単に決着したということで、割り切れるものかどうか。これはよく政治としても考えていかなければいけない」と対応を求めた。また、作成されるべき文書が作成されず、あるいは保存されるべき文書が保存されていないケースがあれば、「国民に対する背信と言わざるを得ない」とも指摘した。

 福田氏は官房長官や首相として、2011年に施行した公文書管理法を推進した。(森岡航平)