スイカぶら~ん 鮭川、水害対策で「空中栽培」

上月英興
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 大玉、小玉のスイカがぶらり――。山形県鮭川村の会社員、黒坂一弘さん(51)が実をつるして育てる「空中栽培」に取り組んでいる。昨年7月の豪雨で実が腐って壊滅状態となったため、対策として始めたという。

 自宅隣の畑に高さ2メートルほどのアーチを並べ、大玉、小玉、黄色、黒皮のスイカ計9本のツタをはわせた。大きくなった実はタマネギ用のネットをかぶせ、ひもでつるす。実ったのは20個ほど。ネットを使わなかった数個はツタがちぎれて落果してしまったという。

 地面にはわせる通常の栽培方法と違って、実を回す「玉返し」をしなくても色が均一になりやすいのも利点だ。「出来は上々だね。これなら大雨が降っても多分、大丈夫」(上月英興)