金メダル、腕に2千万円の時計 記者が驚くその競技は…

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編集委員・後藤洋平
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 開催中の東京オリンピック(五輪)で8月1日にあった陸上男子走り高跳び決勝では、ともに2メートル37を記録したムタズエサ・バルシム(カタール)とジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が同記録で両者金メダルに輝いた。2人同時の金メダルは話題になったが、ファッションや時計の分野を専門とする記者はテレビ中継を見て、別の視点で驚きを隠せなかった。競技中のバルシムの左腕に、世界最高峰とも言われる高級腕時計が巻かれていたからだ。

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リシャール・ミルの時計を着用するバルシム(ロイター)

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左腕に巻かれた、あの時計は…

 2人の王者が歓喜の抱擁を交わすことになる前の競技中、私は思わず「まさか、あの時計は……」と声に出した。

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男子走り高跳びで金メダルを獲得したバルシム。左腕にリシャール・ミルの時計を着用していた(ロイター)

 宙を舞うバルシムが左腕に着用していた、特徴的なフォルムの腕時計が目に飛び込んできたからだ。

 「あれは、リシャール・ミルに違いない」

 リシャール・ミルはスイスを拠点にした時計ブランドで、超絶技巧と斬新なデザイン、そして数千万円から、ものによっては億を超える価格の時計を製造している。

 リシャール・ミルジャパンに…

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