NY自動車ショー、今年も中止 デルタ株の感染拡大で

ニューヨーク=真海喬生
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 新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大の影響で、今月米国で開催される予定だった自動車見本市「ニューヨーク国際自動車ショー」が中止になった。主催者が4日、発表した。昨年も中止されていた。今年はワクチン接種が進み、人が集まるイベントが次々に復活する見込みだったが、再び中止に追い込まれた。

 ニューヨーク国際自動車ショーは毎年100万人以上が訪れる自動車ショーで、今月20日から29日まで開催される予定だった。会場は米国で最大級のワクチン接種会場として使われたイベント施設で、運営会社の幹部は6月、自動車ショーの開催で「ニューヨークが成し遂げた目覚ましい進歩を示す」と話していた。

 中止の理由について主催者は、「ここ数週間、特にここ数日の間に状況が変わり、高い水準のイベントを実現することが難しくなった」と説明した。次回は来春を予定している。

 米国ではデルタ株の感染が拡大しており、米疾病対策センター(CDC)が一度は不要としたワクチン接種者のマスク着用を再び求めたほか、企業や政府機関が従業員や職員にワクチン接種を義務づける動きが出ている。ニューヨーク市のデブラシオ市長は3日、屋内の飲食店やジム、娯楽施設などの利用にワクチン接種の証明を義務づける方針を明らかにしていた。(ニューヨーク=真海喬生)