内野も打診された過去… 桑原は今「自分の形を続ける」

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伊藤大地
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 「苦しんだ時間は、無駄じゃなかった。今はそう思えます」。いつも笑顔の男が、静かに振り返る。

 三浦体制となった今シーズン、頼りになる選手が帰ってきた。外野手の桑原将志だ。過去2シーズンの不振をはね返し、開幕スタメンを勝ち取ると好調を維持。打率3割1分8厘と、リーグ3位の成績で五輪中断前の前半戦を折り返した。

 広い守備範囲と、思い切りの良いバッティングが持ち味のプロ10年目。ラミレス監督が就任した2016年にレギュラーを勝ち取ると、17年には全試合に出場し、日本シリーズにも進出。ゴールデングラブ賞も獲得し、不動の地位を確立したかに見えた。

 しかし、翌シーズン以降、打撃不振で出場機会を減らすと、若手の台頭もあり、20年には出場わずか34試合にとどまった。2軍暮らしが続くシーズンとなり、「苦しいし、悔しいし、情けない。そんな2シーズンでした」。

 打撃フォーム、間の取り方…

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