責任能力は? 医師2人が違う分析 交番襲撃きょう判決

有料会員記事

森下裕介
[PR]

 大阪府吹田市の交番で勤務中の警察官を刃物で刺して拳銃を奪ったとして、強盗殺人未遂などの罪に問われた無職、飯森裕次郎被告(35)の裁判員裁判の判決が10日午後、大阪地裁で言い渡される。懲役13年を求刑した検察側に対し、弁護側は無罪を主張している。争点は、被告に責任能力があったかどうかだ。

 刑法39条の定めなどによると、善悪を判断する能力や自らの行動を制御する力が著しく低下し、限定的だった場合は刑を軽くする。一方、これらの能力が失われていれば無罪となる。

 被告はどちらにあたるのか。被告の精神鑑定をした2人の医師が公判で証言をした。統合失調症と診断された被告は投薬治療を受けていたが、事件前に薬を減らされていた。その経緯や事件への影響をめぐり、2人は異なる分析結果を示した。

■起訴前の鑑定医「自分の判断…

この記事は有料会員記事です。残り528文字有料会員になると続きをお読みいただけます。