【動画】都内の住宅地、現れた地下階段 姿消す防空壕

知る戦争

鈴木峻
【動画】戦後76年、都内の住宅地に眠る防空壕=竹谷俊之、鈴木峻撮影
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 東京都杉並区の住宅地に、見慣れないコンクリートの構造物がある。高さは人の腰ほど。正面のふたを外すと、地下へと続く階段が現れた。大人1人が通れるほどの通路を下りる。その先に、暗く、ひんやりとした空間が広がっていた。

 太平洋戦争中に造られた防空壕(ぼうくうごう)が、今も都内各所に残っている。多くは老朽化し、年々、取り壊しが進む。存在を知られる前に、住宅の改築などで消滅してしまうこともある。

 ある所有者は、家族が空襲から逃れた場所を残したいという。しかし、そんな思いを抱きながら、管理しきれずに取り壊す人もいる。戦争の記憶をつなぐために、何ができるか。遺構の今を探った。(鈴木峻)

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