「こんな気温、経験ない」 北海道猛暑、どうなるポテチ

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井上潜
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 長引く猛暑で日本の食糧基地・北海道内の農業が打撃を受けている。7月は降水量が例年の2割ほどと記録的な少雨で、麦やタマネギなど多くの作物が生育不良に直面している。この暑さが続けば、ポテトチップスの原料となる加工用ジャガイモの不足や、生乳生産の減少も心配される。

 「体感的には1カ月ぐらい雨が降っていない。気温も毎日30度以上が続くなんて経験がない。麦は見込みより収穫量が2割減。大豆はこれからだが、間違いなく影響がある」。4日、旭川市郊外の水田で、「うけがわファームDEN―EN」の請川幹恭さん(46)が厳しい状況を説明した。

 請川さんは、約70ヘクタールの農地でコメや麦、大豆などを作っている。3日に収穫を終えた麦は丈が短く、穂の育ちも良くなかった。9月末から収穫予定の大豆も花の数が少なく、さやの中に入っている実の数も少なかった。

 コメはまだ影響は見られないが、「高温で田んぼの水がすぐにぬるくなってしまう。刈ってみないと分からないが、このままでは高温障害で米粒が白くなってしまう心配がある」。

【動画】高温と少雨で北海道内で農作物がピンチ=井上潜撮影

 札幌管区気象台によると、道…

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