アルペン過去最高益、コロナ禍でゴルフ・アウトドア好調

新型コロナウイルス

根本晃
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 スポーツ用品大手のアルペンが5日発表した2021年6月期決算は純利益が前年の1千万円を大幅に上回る107億円、売上高が前年比7・0%増の2332億円で、ともに過去最高を更新した。コロナ禍で、「密」を避けられるゴルフ用具やアウトドア用品が好調だった。

 既存店売上高は同4・2%増えた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う部活動の制限などで、サッカーといった競技スポーツ用品は伸び悩んだもののゴルフやアウトドア用品の売り上げは前年より10%以上の伸び率を示し、全体を牽引(けんいん)した。ゴルフは初心者向けの製品が特に好調だった。専門店の「ゴルフ5」では全店に初心者向けの相談窓口を設置し、需要を取り込んだ。

 22年6月期は売上高2500億円、純利益115億円の増収増益を見込む。会計基準変更のため、対前年増減率は公表していない。同期は6店の出店と2店の退店を予定している。担当者は「ゴルフは市場が引き続き拡大するだろう。感染が終息すれば、一般スポーツ用品も回復すると期待している」と話した。

 開催中の東京五輪を受けた動きについては、日本勢が金メダルを獲得したスケートボードの需要が伸び、追加で仕入れの対応をしたが、業績に与える影響は限定的という。(根本晃)

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