関電・榊原会長「上意下達、変える」

加茂謙吾
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 関西電力榊原定征会長が5日、朝日新聞の取材に応じ、金品受領問題後のガバナンス(企業統治)改革はある程度進んだとしながらも、「関電はボトムアップ型の会社に変わることが望ましい」と語った。

 関電は昨年6月に社外取締役の権限が強い経営体制に移行。新たな会長に、東レ会長や経団連会長を務めた榊原氏が就いた。社外弁護士を委員長とするコンプライアンス委員会や内部通報制度などもととのえた。

 榊原氏は、こうした改革によって「色々な情報が取締役にまで上がってくる仕組みになった」と評価した一方、「重要なのは企業文化として根付かせることだ」とも指摘。「関電は上意下達の会社だが、下から自由闊達(かったつ)に意見を出せる文化へ変えるよう取り組む」と話した。加茂謙吾