卓球女子団体で金 中国のSNS白熱 世論は過激化も

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瀋陽=平井良和
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 東京五輪卓球で混合ダブルスに続き、日本と中国で金メダルを競うことになった5日夜の女子団体決勝は、中国でも多くの人が固唾(かたず)をのんで見守った。

 混合ダブルスで金メダルに輝き、中国でも「もっとも手ごわい相手」と評されている伊藤美誠選手のシングルスの試合中には、中国版ツイッター微博(ウェイボー)」のトレンドのトップに「卓球中国女子団体VS日本女子団体」が躍り出た。5位には「女子団体決勝戦 すごく緊張」という言葉が入り、「心臓が止まりそうだ」などと一球一球を緊張して観戦する様子が次々に投稿された。

 中国側の3連勝で試合が終わると、「やっぱり中国は強かった」などと中国選手をたたえる声が相次いだ。一方、試合終盤にはトレンドの7位前後に「平野美宇が台にさわった」などと日本選手を攻撃する言葉が浮上。それに対して「中国の選手もさわっていた」「審判も何も言っていない」「人身攻撃はひどいぞ」「ライバルを尊重しろ」「国際的な影響を考えろ」などと抑えにかかる声も次々に投稿された。

 ナショナリズムが刺激されやすい五輪のムードの中で、中国のSNSでは選手への中傷の問題が顕在化した。

 先月26日にあった混合ダブルス決勝の後には水谷隼選手、伊藤美誠選手をたたえる投稿の一方で、中傷する投稿が相次いだ。水谷選手は外国から送られたとみられる中傷が自身に直接届いていることを明かしている。

「裏切り者」「出て行け」中傷は自国選手にも

 中傷は自国の選手にも及んだ…

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