伊藤大海投手、決勝進出へ力投 高校大学で培った向上心

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能田英二
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 東京五輪野球日本代表侍ジャパン」の伊藤大海(ひろみ)投手(23)=日本ハム、北海道鹿部町出身=が、4日夜の準決勝・韓国戦で2回無失点の力投を見せ、勝利投手となった。実力をつけた高校・大学時代も北海道で過ごした「道産子」投手の勝負強さの背景に、現状を打破する向上心があるとみるのは、当時の恩師たちだ。

 「腹をくくっていく。打線に良い流れをという気持ちだった」。韓国戦で伊藤投手は同点の七回から3番手で登板。七、八回を力強い直球とキレのいいスライダーで相手打線をねじ伏せると、その裏に山田哲人選手の決勝打を呼び込んだ。急きょ代表に招集され、「勝負師としてのここぞの強さには自信を持っている」と宣言した通りの投球内容だった。

 苫小牧駒大(現・北洋大)の大滝敏之監督(67)は、伊藤投手が大学日本代表で抑えとして国際試合で活躍した経験が生きているとみる。「代表に選ばれたあと、常に高いレベルを求めていた」。1年先にプロ入りした広島の森下暢仁投手らと交友を深め、競いあった。

 東京の駒大を中退して北海道…

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