3人感染の作新学院 甲子園参加でき「部員も少し安心」

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 第103回全国高校野球選手権大会に出場する作新学院栃木県)の部員3人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことについて、同校の高橋光男・総合進学部長と岩嶋敬一・硬式野球部長が5日夜、電話で代表取材に応じた。

 高橋部長は「応援して下さる方々へ大変申し訳なく思う。大会に参加できる機会をいただき、みなさま方にお礼したい」と述べた。

 今月1日に部員1人の陽性が確認され、2日に実施された宿舎入り予定の32人を対象にした大会前PCR検査で部員2人の陽性が新たに判明した。

 大会前検査で陽性だった部員2人は4日午前、再度の検査のため保健所に向かった。岩嶋部長は「生徒たちはその様子をすごく敏感に感じて、言葉にはしなかったが、動揺は隠せないものがあった。私としてもすごく驚いた」と語った。

 その後、2人を除く30人の陰性が改めて確認された。この結果を受け、日本高校野球連盟から大会参加は可能と連絡があり、「子どもたちも少し安心した表情で練習することができた」と話した。

 陽性だった3人は無症状で現在、自宅待機としている。宿舎入り予定の部員30人は6日午前、甲子園に向けて宇都宮市を出発した。

 14日の高松商との初戦は、陽性判明から10日以上が過ぎるため、日本高野連と相談しながら3人の体調をみて、登録メンバーに加えたままにするのか変更するのかを判断するという。

 さらにマスク着用や手指の消毒、食事の際には人との距離を取って対面で座らないなどといった基本的な対策を徹底する。

 保健所が濃厚接触者はいないとしたことや宿舎入り予定の30人の陰性が再確認されたことなどを踏まえ、日本高野連と朝日新聞社は個別感染と判断した。