夏休みの子どもにミニシアター体験を 全国7市で企画

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佐藤美鈴
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 子どもたちに映画の楽しみを伝えたい――。「夏休み映画館~忘れられない映画に出会う、夏。」と題して、全国各地のミニシアターと上映団体が連携し、8月21日から27日まで、横浜や大阪など7地域で小学生から高校生向けの特集上映を開く。高校生以下の料金は500円。

 参加するのは、横浜シネマ・ジャック&ベティ(横浜市)、シネマテークたかさき(群馬県高崎市)、シネ・ヌーヴォ(大阪市)、元町映画館(神戸市)、Denkikan(熊本市)、ガーデンズシネマ(鹿児島市)の六つのミニシアターと、長野県松本市の上映団体、松本CINEMAセレクト。

 「子どもたちにミニシアターで映画を見る楽しみを伝えたい」「閉塞(へいそく)感の中で子どもたちも我慢を続けている。息抜きや逃げ込める場所としても映画館を発見してもらう機会になれば」。参加する劇場関係者らはそう話す。背景には、長期化するコロナ禍で劇場を支えてきたシニア層の客足が戻らず、新たな顧客の開拓や未来の観客を育てる必要に迫られていることもある。

 サイレント映画の活弁・演奏付き上映に加え、各地の映画の目利きが議論して選んだ上映作品は6本。

 「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」「ネバーエンディング・ストーリー」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」「はちどり」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「37セカンズ」。シネマテークたかさきの志尾睦子さんは「社会性のあるテーマなど、一見するとハードルが高いかもしれないが、映画で世界が広がることを意識して皆で選んだ」と説明する。

 このほか、それぞれの劇場が…

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