ワクチン「3回目」接種に動く先進国 日本は様子見?

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真海喬生=ニューヨーク 坂本純也
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 米モデルナは5日、世界で感染が広がる新型コロナウイルスのデルタ株への対策として、「3回目の接種が今秋に必要になる」との見通しを明らかにした。米ファイザーは3回目接種の許可を月内に米当局に申請する方針。低所得国でワクチン接種が広がらない一方で、先行して接種が進む欧米の先進国は、3回目の接種へと動いている。

 モデルナによると、発症を防ぐ効果は2回目の接種から6カ月経っても90%以上の高いレベルを維持した。ただ、時間とともにデルタ株など変異株に対する抗体の量が減るとして、3回目の接種が必要だとしている。追加接種では、現在使われているワクチンを半分の量に減らしたものを使うことが有力だという。使用人数を増やせる利点がある。

 ファイザーも7月、3回目の…

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