国内唯一のコメ先物、上場廃止決定 大阪で江戸時代発祥

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筒井竜平
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 農林水産省は6日、大阪堂島商品取引所が国内で唯一扱うコメの先物取引について、恒久的に取引できる「本上場」を認めないと決めた。江戸時代に始まり、約300年の歴史を持つコメ先物は上場廃止になり、すでに成立している取引が完了する来年6月以降は売買できなくなる。

 堂島取の本上場申請を審査していた同省は、「取引に参加する生産者や流通業者の数が拡大していない」などとして、市場の成長が見込めないと判断したという。

 コメ先物は江戸中期の1730年に幕府の公認を受けて大阪・堂島で始まり、「世界的な先物取引の先駆け」として知られる。事前に決めた価格で最長1年先にコメを売買することを約束する取引で、うまく使えば農家らは価格が大幅に下がっても損失を避けられる。

 戦時下の1939年にいった…

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