「曲作りは趣味だった」 小林亜星さん、努力は欠かさず

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坂本真子
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 「北の宿から」「ガッチャマンの歌」「この木なんの木」「狼(おおかみ)少年ケンのテーマ」「花の子ルンルン」「にんげんっていいな」……。今年5月に88歳で亡くなった小林亜星さんは、CMやアニメの歌、歌謡曲など約8千曲を作りました。夢の中で曲が浮かび、朝起きて一気に書いたこともあったそうです。

 「曲作りは趣味だから楽しかったですよ」と、2年前に取材した際に話していた。

 ジャズに憧れて中学でバンドを組み、高校のコーラス部で合唱曲を作って作曲に興味を持つ。大学時代はジャズクラブで演奏。会社勤めを数カ月でやめ、作曲家の服部正さんに師事した。1961年、レナウンのCM「ワンサカ娘」を作詞作曲して注目された。

 サントリーオールドのCMの「ドンドンディドン」、アニメ「魔法使いサリー」の「マハリークマハーリタ」など一度聴くと耳に残る不思議なフレーズも曲と共に生み出した。

 「野に咲く花のように」を歌った「ダ・カーポ」の榊原広子さん(70)と榊原まさとしさん(72)は当初、「なんてシンプルな歌だろう」と思ったが、レコーディングが進むうちに「広く世の中に受け入れられる予感がしました」。亜星さんには「好きなように歌ってください」と言われたという。

 「覚えやすく、歌いやすい…

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