送迎バスの運行マニュアル、ほぼ使われず 園児死亡事故

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布田一樹、城真弓
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 福岡県中間市の双葉保育園で男児が送迎バスに閉じ込められて死亡した事故で、園にはバスの運行に関するマニュアルがあったが、ほぼ活用されていなかった。福岡県警は園の安全管理体制に問題がなかったかなどを調べている。

 園の代理人弁護士や市への取材でわかった。園は約10年前に送迎バスの運行の手順などを定めたA4判3枚のマニュアルを作成。降車の際には「子どもの人数確認をする」と規定しているほか、欠席連絡を受けた場合は職員が事務室のホワイトボードに記入して迎えのバスに乗る職員に知らせ、バス発車後の連絡なら乗っている職員の携帯に連絡を入れる、などと書かれている。

 今回の事故では、バスを園長が1人で運行していたが、こうしたマニュアルの記載などから、1人で運行することを想定していなかった可能性がある。

マニュアルの存在を知らない職員も

 マニュアルには「通園バス(…

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