デルタ株なぜ感染しやすい ワクチンとの関係性どうなる

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 新型コロナウイルスの感染者は国内で100万人、世界で2億人を超した。感染拡大の収束の兆しは見えず、パンデミック(世界的大流行)の終わりはまだ見えてこない。

 国内外で感染の広がりに拍車をかけているのが、変異ウイルスだ。それまでよりも感染力の強いタイプが生まれ、多くの国に広がって感染者を増やし続けている。

 昨年12月、英国のジョンソン首相は同国内で見つかった変異株について記者会見し、「従来のものより最大で7割感染が広がりやすい」との分析結果を発表した。この株は後に「アルファ株」と名付けられ、日本でもこの春、大阪をはじめ全国で急拡大。感染第4波の中心になった。

 変異株はほかにも、南アフリカブラジルなど、さまざまな国で見つかっている。

 インドで最初に見つかり、いま国内外で広まるデルタ株は、さらに感染力が高い。世界保健機関(WHO)などの分析によると、感染力の指標のひとつ「実効再生産数」は従来と比べて約2倍。アルファ株と比べても約1・5倍と推計されている。

ワクチンうっても感染してしまう現象が問題に

 デルタ株がこれほど感染しやすいのはなぜなのか。細胞に感染するのに重要な、ウイルス表面の突起状のたんぱく質に特徴的な変異はあるが、詳しい仕組みはまだわかっていない。

 中国のグループが発表した…

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