暗くなった繁華街、裏通りは一変 バー店主「働きたい」

有料会員記事新型コロナウイルス

小木雄太
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 3度目の緊急事態宣言下にある千葉県内で、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。自粛疲れなのか。緩みなのか。新規感染者が942人を記録した5日の夜、街を歩いて探った。

 千葉市中央区の「富士見町」。午後8時、約200店がひしめく約250メートルの本通りは、既に暗かった。

 記者が見る限りでは、客を入れて営業を続けている店はなかった。午後7時までお酒が出せた8月1日までと比べると、人影は減ったように感じた。

 裏通りに入る。雰囲気が一変した。暗い路上には20人以上の客引き。この1年、時折歩いてみたが、あまり変わらぬ風景だ。

 すぐに客引きの男性が寄ってきた。「居酒屋いかがっすか」「お酒飲めますよ」。足早に通りすぎる人がほとんどだが、顔を赤らめた20~30代らしき数人が笑顔で連れられていった。

 客引きの若い男性は、1軒目で酔った通行人を狙い、キャバクラに誘っているという。「週末は団体客も含め、1日で20人以上が来店する時もあった」

 緊急事態宣言の影響を尋ねると、「守らない人は守らないから、意味ないんじゃないですか」と興味なさそうだ。2日からの宣言の影響は感じていないという。新型コロナは「そんなに怖くない」といい、午前3時、4時ごろまでここに立つという。

     ◇

 閉店した店内でレジの計算をしていた30代の男性従業員は「もう、しんどいですよ」。店内での感染リスクを心配して要請に従い続けているが、周囲では、酒を出して深夜まで営業している店があることも知っている。ただ、男性は「こんな状況が続けば、やりたい気持ちはよく分かる」。

 午後9時。看板に明かりがと…

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