釧路湿原の希少鳥類を観察 保護センターがリニューアル

武沢昌英
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 シマフクロウやタンチョウなど希少鳥類の保護、治療、放鳥を行う環境省釧路湿原野生生物保護センター(北海道釧路市)が10日、リニューアルオープンした。ほとんどの展示物が新しくなったほか、これまでなかったバックヤードツアーも始めた。

 2階建ての展示室の1階で最初に見られるのが、シマフクロウの捕食の瞬間を再現したシンボル・ジオラマ。「スケールギャラリー」と名付けられたタンチョウとシマフクロウの実物大飛翔図の細密画も迫力満点だ。羽をめいっぱい広げた絵の横幅はタンチョウ240センチ、シマフクロウは180センチになる。

 2階は道内の野生生物についてのパネル展示があり、窓からは保護されている鳥類のほか、センターそばに来る野生のシカ、オオワシ、タンチョウを見ることもできる。

 新たな目玉は有料のバックヤードツアー。ガイド役の獣医師の説明を受けながら、新設された展示ケージ内のオオワシやオジロワシを窓越しに近くで観察できる。

 ツアーの時間は約30分で、当日入館後に申し込む。通常は土、日、祝日の午後1時からだが、8月は平日も実施する。料金(大人800円など)の収入はセンター内の鳥類のエサ代になる。

 展示の観覧は無料。水曜休館。問い合わせは同センター(0154・56・2565)へ。(武沢昌英)