「開けて、ドア開けてよ!」小田急刺傷事件、車内で何が

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【動画】車内で乗客が刺され騒然とする小田急線祖師谷大蔵駅=角詠之撮影
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 東京・新宿に向かう週末夜の電車内が騒然となった。「ナイフを持った男が!」「逃げろ!」。6日午後8時半ごろ、小田急線車内で発生した刺傷事件に居合わせた乗客が、当時の緊迫した様子を語った。

 20代の男性は、現場とみられる車両の2両後ろにいた。車内は比較的すいており、ほとんどの乗客が座っていた。前方から突然、男性が走り込んできて、「男が刃物を振り回してる。逃げろ!」と叫んだ。多くの乗客が逃げる中、ふらふらと歩き、うずくまった血まみれの女性もいた。前方の車両をみると、若い男が刃物のようなものを振り回していた。

 先頭車両にいた杉並区の男子大学生(19)は、発生直後の緊迫した様子を動画に収めていた。「ナイフを持った男が」「開けて、ドア開けてよ」。悲痛な声をあげた乗客が次々となだれ込んできた。この学生によると、大勢の乗客が後ろの車両から駆け込んできたのは、電車が祖師ケ谷大蔵駅にさしかかった頃だった。運転席のドアをたたき、「止めてくれ」と叫ぶ人や、「人が刺された」と話す人もいたという。

 20代の男性会社員は、20~30代くらいの男女が居合わせた医療従事者とみられる人に手当てを受ける様子をみた。女性は脇腹から、男性は頭から血を流していたという。別の男性会社員(55)は、手足が血まみれの人、靴を履いていない人など大勢が走って逃げてきた状況を「非常に恐怖を感じました」と振り返った。

 事件が発生した電車が近くに…

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