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入院判断にミスマッチ?東京のコロナ医療、新体制の狙い

有料会員記事新型コロナウイルス

池上桃子
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 かつてない新型コロナウイルスの感染拡大で医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する東京都。都は入院医療や宿泊・自宅療養を「緊急時の体制」に切り替える。宿泊・自宅療養で対応できる患者が入院し、症状の重い患者が入院できないミスマッチを減らし、限りある病床を有効に活用するのが狙いという。

 都が目指す新たな体制では、コロナ患者向けの都内約170医療機関の役割を重症・中等症向けと、中等症・軽症向けの病院とに分ける。

 病院の役割分担を明確にする背景には、連日4千~5千人の新規感染者が生じ、病床の逼迫が急速に進む一方で、保健所が入院が必要か否かを決めるこれまでのやり方では、早急に治療を必要とする患者を入院させられなくなることへの危機感がある。

 感染者を入院させるか否かは保健所がまず判断する。入院が必要な場合は管轄区域内で受け入れ先の病院を探す。保健所で入院先を決めきれない場合、都に入院調整を依頼する。7月26日時点で都に調整が持ち込まれる件数は261件だったが、現在は450件以上に及ぶ。その日に調整がつかずに積み残しになるケースもあり、8月4日は保健所から依頼があった474人のうち、重症者7人を含む293人の受け入れ先が見つからなかったという。

 一方で、中等症の病床を45…

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