高校3団体、大学1団体、東北大会へ 高校Ⅰ部

長屋護
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 第59回福島県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社など主催)は4日目の7日、いわき芸術文化交流館アリオス(いわき市)で高校第Ⅰ部(大編成)と大学の部が行われ、21団体が出場した。審査の結果、高校は湯本、福島南、磐城、大学は東日本国際大学が、それぞれ県代表に選ばれ、東北大会に出場する。

 湯本の東北大会出場は中止となった昨年を除けば10大会連続で、最優秀の県知事賞も贈られた。福島南は2大会連続、7大会連続で全国大会出場の磐城は8回連続を目指す。東日本国際大は初出場となる。

 東北大会は、高校が28日に仙台市で、大学は9月5日に山形市で行われる。

 審査結果は次の通り(出演順、◎は県代表)。

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 ◇高校第Ⅰ部

【金賞】◎湯本▽◎福島南▽郡山▽須賀川桐陽▽帝京安積▽◎磐城▽安積黎明

【銀賞】原町▽相馬▽安達▽福島東▽磐城桜が丘▽白河▽葵▽会津

【銅賞】安積▽会津学鳳▽福島商業▽郡山東▽日大東北

 ◇大学の部

 【金賞】◎東日本国際

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 2年前は30人以内の小編成で東北大会銀賞に輝いた会津高校の吹奏楽部。今年は部員が増え、55人以内の大編成、第Ⅰ部に出場し、選曲、音楽表現にこだわり、そして磨いたサウンドを会場に響かせた。

 大会に向けた準備は2月から。Ⅰ部は課題曲と自由曲を計12分で演奏するが、自由曲をまず公募した。

 候補の約20曲を一つ一つ聴き、自分たちらしい演奏ができるのはどの曲か話し合った。1カ月後、プッチーニ作曲の歌劇「トゥーランドット」に決まった。

 吹奏楽用に11分30秒に編曲したものを演奏するが、課題曲も演奏するので約3分間削る必要がある。公募で選ばれた学生指揮者2人がどう削るかたたき台を作り、また、話し合った。

 顧問の本多克至(よしゆき)教諭は同校吹奏楽部OBで、生徒が主体的に取り組む活動を大切にする。合奏の指揮をするのは週2、3回で、その間の練習は学生指揮者ら生徒中心に進める。

 部長の金田沙紀さん(3年)は小、中学校は吹奏楽の強豪で活動してきた。中学3年の春に会津高の定期演奏会をみて、音楽と楽しく向き合う様子に憧れた。

 そして入部。良い音楽を追求し、意見がぶつかるが楽しい。演奏後、「会津高ならではハーモニーや音の広がりを出せたと思います」と笑顔をみせた。(長屋護)