練習場所が見つからない… 長崎商を救った明石商監督

三沢敦
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 長崎商が大阪入りして3日目の7日。チームは明石商(兵庫)の練習施設を借りて打撃や守備練習に打ち込んだ。宿舎からバスで往復3時間。緊急事態宣言下、利用できる施設が近くで見つからないという。

 「つてを頼りに探したが、どこも『他県の方は』と断られて」と奥村真也部長。窮状を知り、西口博之監督と親交のある明石商の狭間善徳監督が好意で施設を提供してくれたという。試合の3日前からは大会本部が練習場を用意するが、「どのチームも練習に苦労しているのでは」。

 帰りの車中で、鬼塚陸人君(3年)が電話取材に応じた。「強豪校だけに設備がすごい。マシンを使った実戦向けのバッティングができた」と満足そう。「熊本工戦に向けて調子も上がっている。カウントを取りにくる甘い球をしっかりとらえたい」。元気な声が返ってきた。(三沢敦)