ワクチン外交は「南北問題」 日米の供給加速がカギ

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聞き手 編集委員・佐藤武嗣
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 米中が新型コロナウイルス感染を防ぐワクチン提供で積極外交を展開している。日本も「参戦」するなか、供給を受ける側は、大国の「ワクチン外交」をどう受け止めているのか。東南アジアの事情に詳しい、相澤伸広・九州大准教授に聞いた。

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相澤伸広・九州大准教授

あいざわ・のぶひろ 2001年、東大卒。06年京大博士修了。政策研究大学院大助手、日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員などを経て、14年から現職。専門は東南アジア政治、国際関係、華僑華人研究。

 ――米中とも「ワクチン外交」を積極展開していますが、東南アジア諸国連合(ASEAN)ではどう受け止められていますか。

 「東南アジアから見ると、ワクチン外交は単なる米中の勢力圏争いというより、(先進国と途上国の格差の)南北問題であると認識すべきだ」

 「米中のようにワクチンを開…

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