今後の空手は「勝てる保証ない」 世界スポーツになって見えた課題

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空手 加藤巧の目

 東京五輪は7日、空手の男子組手75キロ超級で荒賀龍太郎が銅メダル。日本勢では形の男子・喜友名(きゆな)諒、女子・清水希容(きよう)に続き、3個目、組手勢では唯一となるメダルをもぎ取った。

 競技最終日のこの日、女子61キロ超級の植草歩もメダルを逃し、最後のとりでとなったチーム最年長で主将でもある荒賀が、空手母国の意地を見せてくれた。

 5人による1次リーグは最近の実績で、荒賀より格上の選手が3人はいると思った。2018年世界選手権84キロ超級王者のヨナタン・ホルネ(ドイツ)が欠場したのが幸運に働くか、と思ったが、そんなことには関係なく残りの3人を破り、メダルを確定させた。

 2016年に84キロ級で世界王者になったあとは迷いが見えた。「スピードドラゴン」と呼ばれる速い突きを研究され、国内では圧倒できても、海外の一線級に勝てないことが増えた。だが、この日は1次リーグ初戦から勝負どころで迷い無く攻めた。気持ちが吹っ切れたというか、良いときのスピードある攻めが戻っていた。

 組手勢の不振に奮い立ったこ…

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