身長差に苦しんだ日本 得意の3点シュート、アメリカが徹底ブロック

バスケットボール

松本麻美
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 五輪7連覇となった米国(世界ランキング1位)の壁は厚かった。

 さいたまスーパーアリーナであった東京オリンピック(五輪)バスケットボール女子決勝で、日本(世界ランキング10位)は米国に75―90で敗れた。日本は銀メダルを獲得。日本がバスケットでメダルを獲得したのは男女通じて初めて。

 日本は、平均身長で10センチ上回る米国の高さを前に、出だしから苦しめられた。人数をかけて圧力をかけても、頭上を通るパスをなかなか止めることができず、徹底してゴール下を攻められた。

 準決勝まで出場12カ国中トップの成功率40・5%を誇った3点シュートで反撃したかったが、この日は林咲希宮沢夕貴らシューター陣は厳しいマークにあった。米国も十分な対策を立ててきたのだろう。日本の攻撃はことごとくブロックされた。

 途中出場の本橋菜子が思い切りの良いシュートやドライブで反撃し、前半は11点差でしのいだ。ところが、勝負のかかる第3クオーターでは盛り返すどころか逆に離された。連戦の疲れもあり、米国に強さを見せつけられた。

 日本の主将の高田真希は「楽しかった。本当に連日、皆さんの声援のおかげでここまで来られた。つらい練習を乗り越えた結果」と語り、町田瑠唯は「全員で戦えて最高の舞台でした」と振り返った。松本麻美