ゴール前で後ろへ「来い!」の合図 難民だった2人、表彰台で並んだ

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酒瀬川亮介
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マラソン男子

 ゴールが見える最後の直線に、2位を争う3人が接戦でなだれ込んでくる。チェロノ(ケニア)、ナゲーエ(オランダ)、アブディ(ベルギー)の順。ナゲーエがスパートで2番手に浮上、そのまま前だけ見てゴールに突進するのかと思うと、違った。必死で走りながらも後ろを振り向き、右手でアブディに「来い! 来い!」というしぐさを見せる。吸い込まれるようにアブディは3位に上がり、チェロノを抜いた2人がそれぞれ銀メダル、銅メダルに輝いた。

 なぜ、レースの最終盤でそんな不思議なしぐさを見せたのか。

 レース後の記者会見でその答…

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