五輪で自粛ムード「ゆるんだ」61% 朝日新聞世論調査

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 この夏の東京五輪の開催で、新型コロナウイルス対策としての世の中の自粛ムードが「ゆるんだ」と答えた人は61%――。朝日新聞社が7、8日に実施した全国世論調査(電話)で、そんな結果が出た。「それほど(ゆるんだというほど)ではない」と答えた人は、32%だった。

 新型コロナの政府対応をめぐっては、菅内閣発足直後の昨年10月こそ、「評価する」が「評価しない」を上回っていたが、今年に入ってからは一貫して「評価しない」の方が多い。自粛頼みが続く中、五輪がマイナスの影響を与えたようだ。

 自粛ムードが「ゆるんだ」と答えた割合は、女性で66%、男性で56%だった。年代別では、30代が5割強で比較的少なく、50代が7割近くと多い。

 五輪開催が「よくなかった」という人(全体の32%)では、そのうち78%が自粛ムードが「ゆるんだ」と見ている。開催が「よかった」という人でも、そのうち50%は「ゆるんだ」と感じている。

 自分がコロナに感染して重症化する不安は「大いに感じる」が34%、「ある程度感じる」も45%に上る。「大いに感じる」という割合を年代別に見ると、30代で24%と低いのが目立つ。50代も31%と比較的低い。

ワクチン証明書」について聞くと分かれた賛否

 昨年11~12月に郵送方式…

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