黄色、黒、白… まだら模様のニホンウナギ展示 名古屋

皆木香渚子
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 【愛知】名古屋港水族館名古屋市港区)で、まだら模様のニホンウナギを展示している。黄色、黒、白の模様は、遺伝子の色彩変異のためとみられる。昨年、館に寄付された野生の個体だ。自然界では外敵に見つかりやすく、生き残った個体が見つかるのは珍しい。

 通常の姿であっても、ニホンウナギはいまでは貴重な存在だ。飼育担当の浅井堅登さん(33)は、今回、ニホンウナギの生態や稚魚のシラスウナギの漁獲量の推移が分かる解説パネルを設置した。「漁獲量は50年前の10分の1ほどまで激減しています」。原因は川や池などの生息環境の悪化と乱獲にあるという。

 「土用の丑(うし)の日に当たり前に食べるニホンウナギは実は絶滅危惧種。生息環境を守るためにできることを知ってほしい」と訴える。

 展示は8月31日まで。土日祝と8月10日から13日までの入館にはウェブサイトによる事前予約が必要。問い合わせは同水族館(052・654・7080)。(皆木香渚子)