愛知・豊川で突風、26棟被害 「看板がなぎ倒された」

村上潤治、本井宏人
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 9日午前6時半ごろ、愛知県豊川市で台風9号の影響による突風が発生した。県災害対策課によると、同市千歳通4丁目―本野町の南北約2・4キロの範囲で、屋根がはがれたり看板がなぎ倒されたりするなどして、建物26棟と車22台が被害を受けた。けが人はいないという。

 愛知県警豊川署などによると、同日午前6時50分ごろから「信号が消えている」「家が損壊した」などの通報が相次いだ。現場近くでは一時1850世帯が停電したが、順次復旧している。

 屋根が破損した中華料理店の男性店長(50)は「大きな音がして外に出ると、そこらじゅうの看板がなぎ倒されて、10台ほど車のガラスが割れていた。店を十数年やっているが、こんなことは初めて」と驚いていた。「姫街道」と呼ばれる県道の両脇にある店舗などの看板や屋根の破片が一時、県道にまで散乱した。

 名古屋地方気象台によると、愛知県内は9日朝、東部の山間部を除き、強風注意報がでていた。豊川市と隣接する豊橋市の午前7時の最大瞬間風速は14・4メートル。同気象台は、豊川市の突風が竜巻だったかどうかの調査について検討中としている。(村上潤治、本井宏人)