中国の選手も購入 コロナ禍で人気の選手村のお土産は?

瀋陽=平井良和
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 中国で東京から戻った五輪選手らが、帰国後に義務づけられている最低14日間の隔離生活の様子をSNSに投稿している。体をなまらせないための運動方法を紹介したり、コロナ禍の中で同じく隔離を経験する人らに向けて「みなさんはどんな風に過ごしますか」と呼びかけたり、異例の五輪の後日談として楽しまれている。

 トランポリン女子で金メダルを獲得した朱雪瑩選手は中国版ツイッター微博(ウェイボー)」で「隔離中も怠けてはいけない。一緒に運動しましょう」と記し、隔離先の部屋でトレーニングする様子を公開した。競泳男子200メートル個人メドレーで金メダルの汪順選手は、隔離先で提供される弁当を開けたり自身が運動したりする動画を投稿した。

 こうした選手たちの投稿に、SNS上では「もっと運動の動画をみたい。解説もほしい」との期待や、「私の隔離の時とほとんど同じ食事だ」「私も今日から隔離。朝と晩は運動しよう」といった共感を呼んでいる。

 このほか、ビーチバレーの薛晨(シュエチェン)選手は、選手村で「いつも売り切れていたのに帰る前日にやっと買えた」という全競技が描かれたパズルの写真を「これが隔離中の楽しみ」とのコメントを付けて投稿。フェンシングの孫一文選手はスマホのゲームアプリの画像を上げて「私にとって隔離は旧正月の休みのようなもの。つらくない」と記した。射撃・女子エアライフルで大会全体の金メダル「第1号」となった楊倩(ヤンチエン)選手が隔離先から行ったインタビュー中継は100万人以上が視聴した。

 国営新華社通信などによると、五輪の中国代表団からは感染者は確認されなかったという。競技を終えた選手から順次帰国しており、中国本土では他の入国者と同じく最低14日間の隔離が義務づけられている。(瀋陽=平井良和)