「女子も強いと証明したい」五輪クライミング王者の信念

有料会員記事

遠田寛生
[PR]

 至福の瞬間だった。表彰台の頂点に立ち、両隣には大好きな2人がいる。

 東京オリンピック(五輪)で今大会から採用されたスポーツクライミング。女子複合で金メダルに輝いたスロベニアのヤンヤ・ガルンブレト(22)だ。

 2018、19年の世界選手権王者で、ワールドカップ(W杯)は17年から26大会で優勝。圧倒的な強さを誇り、国中から金メダルを期待されていた。

 優勝後は喜びと安堵(あんど)が入り交じっていた。「世界中から重圧がかけられているような気がしていた。本当にうれしいし、夢がかなった」

 五輪の舞台が日本になったことに、不思議な縁を感じていた。

 新型コロナウイルスの感染が広まる前は、日本が好きでトレーニングのためによく来日してもいた。片言ながら日本語も勉強している。

日本選手と高め合ってきた

 銀メダルだった日本代表の野…

この記事は有料会員記事です。残り884文字有料会員になると続きをお読みいただけます。