都内で相次ぐ再開発タワマン 支える補助金、業者に恩恵

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大鹿靖明
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現場へ! 再開発 変わる東京・石神井

 野村不動産ホールディングスは、2014年3月に石神井(しゃくじい)公園駅南口西地区(東京都練馬区)の再開発準備組合ができると、同年秋の決算説明会資料(15年3月期第2四半期)に早くもこの再開発を「当社持ち分200戸」と紹介した。以来、四半期決算ごとに戸数を「185戸」「100戸~」と修正しながら言及してきた。

 第1種再開発事業は、地権者が再開発組合を組成したうえで、高いビルを建ててたくさんの床(保留床)を造り、それを売って事業費をまかなう。地権者は土地や建物を手放す代わりに、もともとの資産に見合う新たな床(権利床)を得る。資金負担なく新しい再開発ビルに入居できるのが魅力だ。

 だが、何のノウハウもない商店主や住民が主導するのは難しい。再開発を企画し、収支の帳尻をつける「事業協力者」が必要になる。石神井公園駅南口の場合、野村と前田建設工業がそれだ。

 野村は販売予定マンションと…

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