コロナ禍の客席と舞台つなぐ架け橋に 劇団四季青山さん

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浜田綾
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 それぞれの場所に心を、そして魂を置きに行きます――。「劇団四季 The Bridge~歌の架け橋~」(「ブリッジ」)の全国公演にかける思いをそう語るのは、劇団四季の俳優・青山弥生さんだ。歌、ダンス、朗唱……90分ノンストップの濃密なショーで、舞台上だけでなく、9月末まで息つく間もなく日本中を駆け抜ける。

 「ライオンキング」のラフィキ役や「リトルマーメイド」のアースラ役などで知られる。

 ファンを魅了するのは、長年の経験に裏打ちされた高い歌唱力やキレのあるダンスだけではない。舞台俳優では珍しい150センチ以下という小柄な背丈でさえ、むしろ個性という強みにしてしまう。唯一無二の存在感を放ち、ステージに立ち続けてきた。

 劇団四季の初舞台を踏んで40年。いつの間にか当たり前になっていた舞台という居場所、演じるという役割――。

 それが、新型コロナウイルスの感染拡大で崩れた。昨年、劇団が予定していた全公演の3分の1以上は中止になった。

 「演劇なんてやってもいいの…

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