「繭の中のよう」 ルメール騎手が語る京都の心地良さ

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構成 編集委員・石飛徳樹
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 2015年にフランスからJRA(日本中央競馬会)に移籍したクリストフ・ルメール騎手(42)は、京都在住です。パリとの相似性や騎手の生活について聞きました。

 ――ルメールさんは移籍する際、フランスの免許を返上しています。競馬の本場でホープだった方が、なぜ日本を選んだのでしょうか。

 「面白いことに、日本に来てからその質問をよくされるんです。それは、皆さんが日本の競馬レベルの高さに気づいていないせいだと思います。もちろん欧州は競馬が盛んであり、本場だと言えます。でも、馬の実力もインフラ面も育成方法も、そして賞金の額も、日本はひけを取っていません。30年ほど前から日本はすでに立派な競馬大国なんですよ」

 ――それは知りませんでした。

 「僕は若い頃から日本に行きたいと思っていました。当時、フランスのオリビエ・ペリエ騎手が日本でよく騎乗していたからです。オリビエは僕のアイドルなんです。彼は日本の競馬の優れたところを話してくれた。だから19年前に初来日した時、すぐ日本が好きになったんです」

 ――しかし3カ月の短期免許で日本に来るのと、1年を通して日本に拠点を移すのとでは全然違うように思います。迷いはなかったですか。

バカンスの国から来たルメールさん。記事後半では、京都での暮らしやパリとの違いを伺いました。騎手の心得も語ってくれています

 「実は、フランスにいた時…

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