元お笑い芸人の笑福亭羽光、思い出の地で真打ち披露公演

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聞き手・小原智恵
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 落語芸術協会(芸協・春風亭昇太会長)の新しい真打ち4人が、12~14日に大須演芸場名古屋市中区)で開かれる「2021芸協らくご・名古屋寄席」で、お披露目される。

 三遊亭小笑(こしょう)、春風亭昇々(しょうしょう)、春風亭昇吉、笑福亭羽光(うこう)で、5月に昇進した。

 笑福亭羽光(48)にとって大須は、2011年の二つ目昇進後、家がない間に何度も泊まり込みで高座に上がり芸を磨いてきた「温かく受け入れてくれた場所」という。

 大阪府出身で、1998年に4人組お笑いユニット「爆烈Q」として活躍した後、07年に笑福亭鶴光に弟子入り。20年度NHK新人落語大賞を受けた。芸人時代にやってきたことを生かした「あるあるネタ」を織り交ぜた上方風の新作落語が得意だという。「落語ファンもそうでない人にも楽しんでもらいたい」

 12、13日の昼の部は午後1時、夜の部は午後6時半。14日の昼1部は午前11時、昼2部は午後2時半で入れ替え制。新真打ち4人が交代でトリを務める。羽光は「前座修業を一緒にした4人ならいい寄席にできるかなと」。

 前売り2700円、当日3千円(整理番号付き自由席)。名古屋市文化振興事業団チケット(052・249・9387、平日午前9時~午後5時)ほか。

     ◇

 新しい真打ちとなった笑福亭羽光に、お笑い芸人の経験が落語家として生きたこと、同世代にあたる「オンバト世代」に期待すること、大須演芸場の思い出について聞いた。

 ――落語家になる前は4人組お笑いユニット「爆烈Q」のメンバーとして活躍していました。ユニットとしての活動が今どのあたりで生きていますか

 お笑い芸人は20歳から34歳まで14年間やっていました。最近やっと、お笑い芸人より落語家としての年数が超えてきたくらい。お笑い芸人時代はラーメンズ(解散)やエレキコミックが同じ事務所で同期でした。名古屋ではCBCテレビの「イエヤス」というバラエティー番組でネタを披露したこともあります。

 34歳で挫折して、落語家に…

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