「PSGのメッシ」誕生 サポーターの前に登場で大熱狂

パリ=疋田多揚
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 サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)は11日、移籍先となったフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)の本拠地スタジアムで記者会見を開いた。

 スーツ姿で臨んだメッシは、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を目標に掲げ、「達成するために全てを捧げる」と強調し、「早くトレーニングをしたい」と意気込んだ。

 20年以上過ごしてきたスペイン1部バルセロナを離れることが決まった8日の会見では、途中で号泣していた。だが、メッシはこの日、「つらかったが、いまはPSGに加われたことをうれしく思う」と時折笑みを浮かべて語った。

 出場時期については「バカンスを終えたばかり。1カ月間(プレーを)していないので、準備が整いしだいプレーしたいが、監督が決めることになる」とした。

 30分余りの記者会見の後、メッシは会場となったパリの本拠地競技場「パルク・デ・プランス」の周りに駆けつけた数百人のファンの前に姿を現した。手を振ったり親指を立てたりして、「メッシ、メッシ!」と興奮した人々の歓声にこたえた。

 仏メディアによると、契約は2年間で1年間延長できるオプションがついているという。年俸は3500万ユーロ(約45億円)前後と報じられている。AFP通信によると、背番号30は2004年にバルセロナでデビューした当時につけていた番号だという。

 メッシは10日、スペインからプライベートジェット機でフランス入り。パリ郊外の病院で健康診断を受けてPSGと契約を交わしていた。

 仏紙は11日、1面でメッシのPSG移籍を報じ、地元の熱狂ぶりを伝えた。パリジャン紙は全面にメッシの写真をあしらい、見出しで「パリっ子(になった)!」と伝えた。同紙によると、シャンゼリゼ通りにあるPSGの公式グッズ専門店では、背番号30のユニホームを買おうと数百人のサポーターが押しかけたという。(パリ=疋田多揚)