自民・下村氏、衆院選前の総裁選案に「私もそう思う」

岡村夏樹
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 自民党下村博文政調会長は11日、BSTBSの番組で、9月末の任期満了に伴う自民党総裁選について、衆院選より前の実施が望ましいとの考えを示した。党内の若手・中堅から、衆院選前に総裁選をやるべきだとの意見が強まっていることを挙げ、「私もそう思う」と述べた。

 下村氏は、新型コロナウイルスの対応などをめぐり自民党への批判が強まっていることを念頭に、「我こそは、という人が手を挙げて議論をしていくというのが自民党にとっても大切だ」と述べた。菅義偉首相以外にも複数の議員が立候補し、政策論争する必要性があるとの考えだ。

 昨年9月の総裁選は、安倍晋三前首相が体調不良で急きょ辞職したことに伴い、全国の党員・党友投票を省く「簡易型」で行われた。これに対し、下村氏は、前回とは違い、党員らも参加する通常の総裁選を行うべきだとも強調した。

 総裁選にはこれまで、菅首相のほか、高市早苗総務相が立候補の意欲を示している。下村氏は昨年の総裁選で出馬を模索した経緯がある。(岡村夏樹)