横浜市長選、候補者はどんな人? 坪倉良和氏

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 横浜市中央卸売市場で、祖父が営む水産仲卸を手伝い始めてから50年になる。古いやり方にとらわれず、市場の変革に取り組んできた。「最後に言いたいことを言うために、立候補することにした」と笑う。

 山下ふ頭には、カジノを含む統合型リゾート(IR)ではなく市場機能を備えた食の拠点を置く。職員が失敗を恐れず、何でも実験できる行政に変える。港町として、世界中に友好都市をつくる――。次から次に口をついてでる。

 学園紛争のまっただ中。「大学に行っていないならやってみねえか」と家族に言われて市場に飛び込んだ。数年後に祖父が亡くなると、若くして後継ぎに。会社を急成長させたかと思うと、調子に乗って参入した事業に失敗して巨額の借金を抱えた。「逆境の経験が自分をつくった」

 サッカー指導者の長男、お笑い芸人の次男らは独立し、今は妻と2人暮らし。妻に選挙への立候補を伝えると「離婚します」と返ってきた。最後は「土下座して許可を得た」という。

 「1円もかけない選挙の事例を作ろうと思う」。新たな事務所は置かず、選挙カーも走らせず、ポスターも貼らないつもりだ。