故ダイアナ妃ウェディングケーキ落札「食べない方が…」

笠原真
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 英王室の故ダイアナ妃とチャールズ皇太子が1981年に結婚した時に用意されたウェディングケーキの一切れが11日、英国で競売にかけられ、1850ポンド(約28万円)で落札された。出品が決まった際に競売商は「保存状態は良いが、食べない方がいい」と忠告し、注目されていた。

 英BBCなどが報じた。競売にかけられたのは、2人が結婚した時に振る舞われた23個のウェディングケーキのうちの一つ。5段ケーキの一切れで、マジパンで作られ、表面には砂糖のアイシングで金、銀、赤、青の王室の紋章があしらわれている。

 その後、エリザベス女王の母である故エリザベス皇太后の邸宅職員の女性が受け取り、冷凍はせずにラップで包み、缶の中で保存していた。女性が亡くなった後の2008年には、遺族から収集家の手に渡っていた。

 その収集家が出品した今回の競売では、落札額は500ポンドほどと予想された。だが英国のほか、米国や中東から入札が相次ぎ、最終的には王室ファンだという英中部リーズ在住のジェリー・レイトンさんが1850ポンドで落札した。レイトンさんはこう話しているという。「食べてしまわないように気をつけないと」(笠原真)