メルカリ、初の黒字 「巣ごもり」でフリマ活況

中島嘉克
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 フリマアプリ大手のメルカリが12日発表した2021年6月期決算は、売上高が前年比39・1%増の1061億円、純損益が57億円の黒字(前年は227億円の赤字)だった。新型コロナ下の巣ごもり需要でフリマ事業が好調で、18年の上場以来初の黒字だった。

 主力の国内フリマ事業は中高年層の利用が広がり、流通総額が前年比25%増。苦戦していた米国のフリマ事業も流通総額が同68%増えた。山田進太郎社長はオンライン会見で「コロナで家にいる時間が増えたことで出品が増加し、増収効果が大きかった」と話した。

 22年6月期の業績予想は示していないが、足元では新たな施策を相次いで打ち出している。スマホ決済サービス「メルペイ」では、メルカリの利用実績などをもとに金利や限度額が決まる少額融資サービスを8月から開始。米国では、米ウーバーと連携した即日配送サービスを導入して利用者拡大をめざす。(中島嘉克)