元トップ霧矢大夢「舞台が楽しい」 宝塚時代の病気越え

有料会員記事

河合真美江
[PR]

すみれForever:29

 「きりやん」とだれからも愛称で親しまれる霧矢(きりや)大夢(ひろむ)さん。1994年に入団し、花組を経て月組へ。歌唱、ダンス、演技と三拍子そろった実力派として人気を集めた。男役として充実のときを迎えたころ、体調を崩して休演。復活を果たし、2009年にトップスターになった。病気を越え、見えたものは――。

宝塚歌劇団OGのみなさんが、次の人を指名しながらリレー形式で登場するインタビュー企画。今回は、元雪組トップスターの朝海ひかるさんから、霧矢さんへ。

 クラシックバレエをずっと習っていました。背が伸びたので、発表会で王子様役をしたこともあります。レッスンが終わると、稽古場に残ってパ・ド・ドゥごっこをよくしました。男女ペアの踊りです。私の得意は「眠れる森の美女」のグラン・パ・ド・ドゥのアダージョでした。小柄な子を相手に腰を持ったり手をとって回したりして、男の子よりサポートがうまかったんですよ。

 舞台に立つ職業につきたいと将来を見据え、中学生で初めて宝塚を観劇しました。こういう世界もあるんだ、男役がすごく楽しそうだなと思いました。

 入団すると、やはり男役は深…

この記事は有料会員記事です。残り1868文字有料会員になると続きをお読みいただけます。