カナダ人への中国の司法判断「懸念もち注視」 茂木外相

菅原普
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 茂木敏充外相は12日、カナダのガルノー外相と電話協議を行い、国家機密を国外に提供したとして、カナダ人男性が中国の司法当局に懲役刑を言い渡された問題で意見を交わした。

 日本外務省によると、協議はカナダ側の要請で行われた。男性が中国の司法当局から11日に懲役11年などの判決を言い渡されたことについて、茂木氏は「懸念をもって注視している」と伝えたという。

 カナダ側は、今回の中国当局の動きについて、カナダで逮捕された華為技術ファーウェイ)幹部の裁判が影響しているとして反発している。両外相は基本的人権の尊重や法の支配が、中国でも保障されることが重要だ、との認識で一致したという。(菅原普)