入所者の飲料に何度も下剤 グループホームに行政処分

阿部浩明
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 介護職員が高齢入居者の飲み物に繰り返し下剤を混入し、身体的虐待をしたとして、北海道函館市は同市宝来町の「認知症高齢者グループホーム秋桜」に対し、介護保険法に基づき、新規利用者の受け入れを9月から3カ月間停止する行政処分を行った。

 「秋桜」は市内の社会医療法人高橋病院が運営している。市によると、女性介護職員は今年1~4月、入居する高齢女性の飲料に複数回にわたって液体の下剤を混入していた。入居者の下痢が続いたことを不審に思った別の職員が上司に報告。防犯カメラなどを確認して判明したという。

 女性介護職員は動機について、「入居者に対し苦手意識があった」などと話しているという。職員は混入を認め、5月に依願退職した。被害女性は今は体調が回復しているという。(阿部浩明)