中国・湖北省、豪雨で21人死亡 2階近くまで水没も

北京=高田正幸
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 中国中部の湖北省で11~12日に豪雨が降って家屋が倒壊するなどの被害があり、13日までに計21人が死亡、4人が行方不明になった。中国中央テレビが伝えた。北隣の河南省で先月、浸水した地下鉄から逃げ遅れるなどして300人以上が犠牲になる豪雨被害があったばかりで、異常気象が続いている。

 中央テレビによると、被害があったのは湖北省随州市で、11日夜~12日朝の12時間で503ミリの雨量を計測。水位5メートルの洪水になった場所もあったという。

 未明に水位が急速に上がったとみられ、中国メディアは市街地一帯が建物の2階近くの高さまで水没した動画を報道。住民の「夜勤で1階建てのスーパーにいた妻から『死んでしまうかもしれない。床下の靴袋の中をよく探して。まだ少し貯金があるから』と携帯のメールが来て、音信が途絶えた」との証言を報じている。この影響で計221軒の家屋が倒壊、63基の橋が損壊し、計8千人が被災した。(北京=高田正幸)