感染爆発的 初の警戒「4」 県独自の緊急事態宣言も

新型コロナウイルス

白石昌幸
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 鹿児島県鹿児島市は13日、新たに158人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日あたりの感染確認者数は3日連続で過去最多となった。県は対策本部会議を開き、警戒基準をステージ3(感染者急増)から、最も高い同4(感染者爆発的拡大)に初めて引き上げた。県独自の「緊急事態宣言」も初めて発令し、県有施設の一部休館などの対応も決めた。

 県内の感染確認は8月に入って急拡大が続き、13日時点の県内の感染確認者は計4989人となった。12日午前0時現在、県内の最大確保病床の使用率は57・4%で、ステージ4の指標を超えている。

 会議では13日から31日まで「緊急事態宣言」を発令すると決めた。感染者が増えている霧島市徳之島町、天城町、伊仙町の飲食店約2千店舗に営業時間の短縮を要請する。期間は16日~29日で、営業時間は午前5時~午後8時、酒類の提供は午前11時~午後7時とし、協力した企業には協力金を支給する。

 医療体制では、入院病床を現在の425床から458床に、宿泊療養施設も804室から約100室増やす。入院できない自宅待機者のために、血中酸素飽和度を測る「パルスオキシメーター」の確保も図る。

 塩田康一知事は会議後の会見で「この状況が続けば、近いうちに医療サービスが十分提供できなくなる。自宅療養中に亡くなるような事態が起きないよう、自身や家族の命を守る行動をとっていただきたい」と述べた。今後は自宅療養者の増加に備え、体育館などの施設で健康観察をする「入院待機所」の開設の検討も始めたという。

 県有施設の利用制限は31日までで、県HP(https://www.pref.kagoshima.jp/index.html別ウインドウで開きます)で確認できる。

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 新規感染者の内訳は鹿児島市95人、徳之島町と喜界町が13人、霧島市6人、伊仙町4人、日置市鹿屋市が3人、姶良市、東串良町が2人、南さつま市薩摩川内市志布志市垂水市大崎町、天城町が1人。県外では神奈川県埼玉県が2人、東京都千葉県愛知県兵庫県広島県山口県熊本県が1人。県内の感染確認は計4989人、死亡者は1人増えて計42人。(白石昌幸)

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