トルコで洪水、38人死亡 「過去100年にない災害」

高野裕介
[PR]

 トルコ北部の黒海地方で大雨による洪水が発生し、防災当局などによると、13日までに38人が死亡、1人が行方不明になっている。

 地元メディアによると、10日から発生した洪水でカスタモヌ県やシノップ県などで被害が出た。川が氾濫(はんらん)して住宅が流されたり、橋や道路などのインフラが破壊されたりしたという。軍のヘリコプターが出動して救出活動にあたっており、これまでに1800人以上が避難を強いられた。また、約200の村などで停電が発生している。

 パクデミルリ農業・森林相は「過去50年、100年で見たこともない規模の災害だ」とし、危機感を募らせた。エルドアン大統領は13日に被災地を訪れ、「国としてできうる限りの迅速な対応をする」と述べた。

 トルコでは7月下旬から南西部の地中海沿いを中心に大規模な山火事が広範囲で発生し、8人が犠牲になったばかりだった。(高野裕介)