(魂の中小企業)英語嫌い、英語に救われIT起業家に

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 わたくしはIT音痴です。

 メール、ツイッター、ライン……。コミュニケーション手段が、つぎつぎに誕生、これからも生まれるでしょう。

 個人の問題なら使わなければいいのですが、仕事となるとそうもいきません。

 たとえば、会社への問い合わせです。むかしは電話だけでしたが、いまは、いろんな方面から来ます。

 メールで問い合わせが来てたよね。メール用の画面に変えてと。よし、返信してるな。

 えーっと、あれはどうだったかなと、画面をツイッター用に変えてチェック。対応済みだな、よしよし。

 そうそう、ラインからも問い合わせが来てたよね。画面を変えます。

 しまった、対応してなかった!

 ネットの時代です。ラインで問い合わせたけれど返事がこないことが、あっという間に悪評として広がるかもしれません。

 いろいろな場所から、いろいろなところを経由してくる会社への問い合わせ。すべてを一つの画面で見ることができて、対応しているかどうか一目瞭然ならいいのに……。

 それを実現するサービスを提供する会社が、大阪市にあります。2014年にできた「インゲージ」。社員およそ30人。ここが提供するサービスを、いま3千を超える会社や団体が使っています。

 起業した社長の和田哲也さん(55)は言います。

 「メールなどからの問い合わせは、ネット時代の接客です。しっかり対応しなければなりません」

 でも、なぜ和田さんはこんな会社をつくったのでしょうか。

 彼の英語嫌いが原点でした。

    ◇

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